昔から異常に苦手だったんです。大きな音が。例えば花火、雷、風船の割れる音、運動会のピストル音、お祭りの大太鼓の音、爆竹など。泣けるほど、どこか穴に隠れたいほど嫌で。
でも花火だってお祭りだって楽しい雰囲気は大好きなんです。これ多分HSSの部分かなと思うのですが、みんなと一緒に楽しみたいのに、音が苦手なために楽しめないジレンマ。花火大会は泣きながら見てたこともあるし、運動会も耳抑えながらスタートするので、みんなより少し出遅れちゃうし。
親には泣くほど怖がるなんて変な子って言われて、他のみんなは私ほど怖がっている子はほとんどいないから、ずっと私がおかしいんだって思ってきました。そして大人になったら直るんじゃない?って親に言われていたけど、見事に苦手なままです。
でもやっとHSPという概念と出会えて、特徴として「大きい音が苦手」ってあるじゃないですか!!!ほかにも当てはまるところだらけだし。やっと自分だけじゃなかったんだってほっとできました。私の子供たちは大きい音が苦手ではなかったんですが、そういう子たちには無理はさせない事、変な子だと言わない事はこれから先、気を付けたいと思います。
私のように音は苦手だけど、その場は楽しみたい子のために、イヤーマフや耳栓をする等工夫して、苦手なことと共存しながら日常を楽しめるようにしていけたら良いなって思います。
HSPに限らず苦手なことがあっても、他の人と同じにできなくておかしいと言ったり、それによって自分を責めたりする子たちが一人でも減るように、自分が嫌な思いをしてきたからこそ、その子たちの立場で考えられる大人でありたいです。
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