40にして立つ

HSP

ちょっと遅いんですけどね。若い時、なんの根拠もなくぼんやりと、私は大器晩成型だろうな、と思ってた意味はこれだったのかと思います。

小さい頃は、HSPの特性を抱えながらも、自分なりに人との衝突やトラブルを避ける術を身に着けて、控えめに生きてきました。それが私にとって、その時出来うる、最大限に自分の身を守る方法だったから。

大人になっていくその過程で、私は自分の性格を受け入れるのではなく、直したい、強くなりたい、って思っていったんですよね。中身はとても繊細なのに虚像を張っている状態です。親や親せきや周りの人達にも私のそういう所がダメなところだと言われてきたし、素直な私は当たり前のようにそういう所がダメなんだと思っていました。今考えると母親も強烈なHSPで、というか、母親の血筋がHSP家系なので、それで苦労してきたところもあり、そっくりな私に対して焦りを感じて、そんなんではダメだよと言ったのだと思います。愛情ゆえに言ってしまった言葉だと思います。

HSPは大変なことも多いと思うけど、そこが長所でもあります。どうか自分の事を否定することなく、まず受け入れることからして欲しいです。私も40越えてやっとそうし始めたところですが、、(;’∀’)。人は自分の見えている世界でしか話が出来ません。だから自分の感覚を大切にして欲しいなって思います。

でも30にして立つっていう言葉があるくらいだから、みんなそれぞれの自分の特性があって、それとようやく折り合いがつくのが、30~40歳くらいなのかもしれないね。それもその人が腑に落ちたタイミング、それぞれのペースでいいんだと私は思います。

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