家族のこと

HSP

家族関係って本当に子どもに大きな影響を及ぼします。それが遺伝なのかとか、環境なのかとかそんな専門的なことは分からないけど、特に感度の高いHSPにとってはその影響は大きいものになるかもしれません。

私はごくごく普通の家庭で大切にされて育ちましたが、それなりに色々抱えている家庭環境でもありました。

まず母はHSP。心配性の塊でした。自分の母親を不運な交通事故で突然亡くしたということも影響しているのか、常に隅から隅まで心配をしているような人でした。でもとても正直で愛情の深い人でもありました。私たちの事は全力で愛してくれていた、と自信を持って言えます。

父親はまじめに働いてもいましたが、ギャンブルばかりしている人で休みの日はほとんど家におらず、父親の膝の上で甘えたり、手をつないでどこかに出かけたりした記憶はありません。母親は父親のギャンブルに関していつもびくびくしていて、ひとり娘である私にはいつも色々な愚痴を言ってきたのですが、けっきょく別れることはありませんでした。心理学的に言えば共依存とかそんな感じで言われるんだと思いますが、母は何故だか父が好きでした。

これが娘の私から見た両親です。両親ふたりともへの愛情はありますが、私は昔から母親との結びつきの方が強く、父親に対しては不信感や緊張の気持ちがあります。

こうやって家族の問題を文字にするとなんか暗い感じになりますが💧私が外で疲れても羽をやすめることができる場所も家だったので、温かい思い出もたくさんあります。

今思うことは、両親の問題に対して私はもっとずっと無責任で良かった。HSPは人の気持ちを自分の気持ちのように感じてしまうくらい感受性が強いので、両親の問題なのに自分の事のように感じて私がなんとかしなきゃくらいまで思っていたような気がします。体も心も小さいのによく頑張ってきたと思います。

そんな母は50代という若さで病気でこの世を去ったのですが、今もリアルな感じで夢に出てくるとあれ?生きてるんだっけかって思うことがあります。たくさんの愛を与えてくれてありがとね。

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